くも膜下出血の原因の大部分は脳動脈瘤によるものですが、若年者がくも膜下出血をおこした場合の原因は脳動静脈奇形によるものがほとんどです。
くも膜下出血の原因は、動脈の壁に先天的に弱い部分があり、そこに血液の流れ、加齢による動脈硬化や高血圧などが加わって動脈瘤が発生すると考えられています。動脈瘤の壁は非常に弱く破れやすい状態です。早漏防止
頭の後ろを急にバットで殴られたような激しい頭痛が突然起き、血管のコブである動脈瘤が破裂し血が出たら、ほぼ100%治療不可能な非常に恐ろしい病です。
これが破裂してくも膜下出血を生じ、そのために約10%の人が発症直後に死亡し、40%の人が発症3日目まで、50%の人が6ヶ月以内に死亡するといわれています。
くも膜下出血を防ぐには、規則正しい生活を送りつつ、定期健診を毎年受け、異常が認められれば即治療することが求められます。
重症のくも膜下出血、すなわちH & K グレード4以上の症例で、発症急性期に少なからず経験する現象です。くも膜下出血の重症例が病院到着前に死亡する原因の多くが、肺水腫などの呼吸不全による窒息にともなう全脳虚血のことが多いのもこのせいです。脳と肺、一見関係なさそうに見えますが、動脈瘤破裂などにより、多量に出血がくも膜下腔に充満すると、急激な脳脊髄液の循環不全とともに、急性の頭蓋内圧(=脳圧)亢進が起こります。
くも膜下出血を起こした患者さんには、何らかの前兆があったことが多いです。
一過性の頭痛、ふらつきなどですが、短いものでは数十分で治りますので、本人が気を留めていなことも多いです。
これは、初期出血と言って、ごく少量の出血を起こすのが原因です。初期出血後、1週間後くらいに大出血が起きることが多いです。
意味が不明なのですが、脳動脈瘤の発見は予防策で書いたとおりです。くも膜下出血を起こした際の発見でしたら、出血は突然起きますので、ご本人が意識を無くしていることも多いです。
大至急、血圧を下げる必要がありますので、1分でも早い処置が必要となります。
出来るだけ、くも膜下出血の手術で実績のある病院に搬送してもらうのがいいですね。
脳ドッグ、あるいは脳神経外科で脳のMRI検査を受けて、将来、破裂するような動脈瘤の有無を確認します。
動脈瘤が発見されれば、くも膜下出血を起こす可能性がありますので、外科的処置をして、破裂を事前にくい止めます。ただし、この処置には後遺症が残ることがあります。
くも膜下出血で「手の施しようが無い」と言うのは「出血量」で言っているわけではありません。
これは意識が悪すぎて、「手術をしても救命できないか、良くて植物状態(寝たきり)になる」状態を言います。
出血が多すぎて手術が出来ない等という事はあり得ません。また「出血が続いていると手術が危険」と言う事は有りません。
「出血が続いているからこそ急いで手術をしなくてはならない」が誰でも納得できる常識です。
実際はその様にダラダラと出血が続くことはありません。出血しては止まり、再出血をして止まり・・・を繰り返します。
瞳孔が開いた状態で改善が無ければ、助かる可能性は「ゼロ」です。
瞳孔が開くと言うことは「脳死」の条件の一つですから、それ程脳のダメージが酷いことを示します。
手術はあくまでも再出血予防であり、脳を回復させる手術ではありませんので、瞳孔が開いていれば、手術をしても亡くなりますから、する意味はありません。
大抵は1週間以内に無くなります。勿論発症当日や翌日も含まれます。
瞳孔の大きさが戻って、更に意識状態に改善が無ければ手術はしません。
文面からは7時間経過しても状況は改善していないと言う事ですから、今後改善する可能性はまず無いと考えられます。
通常出血時には一時的に意識状態が悪い事が多いですが、救急車内や病院到着後には意識が改善して来ることが多いです。
それは脳のダメージによる意識障害ではなく、出血のショックによる意識障害だからです。
しかし長時間残る意識障害は脳のダメージを示しています。7時間も経過して昏睡状態で瞳孔が開いていると言うことは、生命維持のために必要な脳幹に損傷があると言うことです。ですからまず戻りません。
いわゆる「植物状態」では瞳孔は開きませんから、「植物状態」ではありません。「植物状態」は状態の落ち着いた慢性期に使われる言葉です。ですから「植物状態」はこの方に使用されるべき言葉ではありません。
今は「昏睡状態」であり、「脳死に近い状態」というのが正しい表現です。FAT BURNING